キュウリの家庭菜園をしていると、植え付けてしばらくすると葉の色が白くなることがあります。
なぜ白くなったのかわからないと、戸惑ってしまいますよね。
今回の記事では、実際に我が家のキュウリの葉が白くなってしまった事例と、その原因分析および具体的な対策を紹介します。
キュウリの葉が白くなる原因と対策を知りたい方はぜひご覧ください!
目次
定植時の状態
定植時の状態はこちら。葉が白くなったのはコチラの2品種です。
別の品種をもう一個植えていますが、それは白くなりませんでした。
白くなってきた際の様子
定植から3日後、一部の葉が急速に白くなってきました。
コチラの苗は商品札の触れていた部分は緑のまま↓
触れていない部分が白くなっています。
なぜ白くなってきたのか、原因を考察します。
白くなる原因
考えられる原因は大きく2つ。
1つは病原菌に感染したことによる病気。
もう1つは何らかのストレスによる生理障害。
一つずつ解説します。
葉が白くなる原因その① 病気
キュウリの葉が白っぽくなる病気としては「うどんこ病」や「べと病」等が考えられます。
詳しい症状はネットで調べられるので割愛しますが、うどんこ病はもっと粉を振り掛けたように白くなります。例えば、カボチャの例ですがコチラの写真↓
これと比べると今回の症状は少し違うようです。
また、べと病はもう少し黄色い感じに変色しますので、これまた今回の症状には当てはまりません。
どうやら、うどんこ病や、べと病では無さそうですが、何らかの病気の可能性はゼロではありません。
葉が白くなる原因その② ストレスによる生理障害
二つめの原因として「ストレスによる生理障害」が考えられます。
原因となるストレスは、肥料過多・不足、気温、水不足、虫による食害などなど、要因は様々なので、「これをやれば大丈夫!」という対策はありません。
ただ、何かしらのストレスがかかっていることは間違い無いので、栽培環境を再確認して、一つずつ要因を潰していきましょう!
キュウリは「葉が白くなる」というわかりやすいストレスサインを出してくれるので、こまめに様子を確認して、変化を見逃さないようにしましょう!
我が家の対策
さて、ここからは我が家の対策を参考にご紹介します。
対策その① 病気の可能性のある葉を除去
病気を発病した葉の画像を検索してみたところ、我が家のキュウリは病気といえるほど白くなってはいないようです。
ただ、何らかの病気の可能性は否めません。
したがって、怪しい葉を取り除くことで被害が収まるか様子を見ることにします。
こぢんまりしてしまいました。
対策その② 不織布トンネルで防虫&保温
キュウリの苗がどのようなストレスを感じているか、栽培環境を振り返ってみました。その結果、以下の二点が気になりました。
・朝晩が冷え込むことがあった。
・ウリハムシが飛んでくることがあった
ということで、保温と防虫、両方の対策として、不織布トンネルを設置しました。
実施した対策の効果
上記の対策を実施してから20日が経過した5月20日の様子がコチラ↓
白くなる現象は収まり、新しい葉が生えてきています。
無事に育ち始めたので、対策は効果があったようです。
葉が白くなってきたら、色々な原因を潰せるような対策をすれば良さそうです!
まとめ
今回はキュウリの葉が白くなる原因と、実際の対策および効果についてご紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
・キュウリの葉が白くなる原因は病気またはストレスによる生理障害
・病気の場合は、初期であれば白くなった葉を除去
・ストレスの場合、要因は様々なので栽培環境を見直してできる限り改善する
・我が家の場合は、白い葉の除去をしたうえで不織布トンネルを設置することで防虫と保温効果を期待。これにより症状は改善。
以上、葉が白くなった時の対処法として参考になれば幸いです。
(2023年7月7日追記)
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