筆者はキュウリの家庭菜園歴4年目ですが、キュウリが実を付けるためには受粉が必要だとばかり思っていました。
しかし、よくよく調べると、キュウリは受粉しなくても実ができるらしいです。
今回の記事では、受粉しなくても実ができる性質の話と、防虫対策をしたまま実際に実ができる様子をご紹介します!
キュウリの前回の記事はコチラ↓
受粉不要で実ができることを単為結果性という
冒頭でも紹介したとおり、キュウリは受粉しなくても実ができます。
この性質を単為結果性といいます。自然界ではバナナやブドウもこの性質を持つようです。

受粉が要らないとは知りませんでした…!
我が家の実例(不織布ネットをかけたままでも実ができる!)
受粉不要ということを活用した我が家の実例をご紹介します。
定植からしばらくの間はウリハムシ対策で不織布ネットをかけていました。

花が咲いたら不織布は外さないとなぁ、と思っていましたが、受粉不要とのことで、不織布をかけたまま育てています。

不織布の中でもガンガン実ができています♪


例年、ウリハムシの食害がひどいですが、今年は不織布をかけていたおかげで、そこまで被害はありません。
雄花は何の役割が?!
ここからは雄花の役割について少し考えてみます。
と、その前にキュウリの雌花はコチラ↓
花の根元に小さなキュウリが付いてます。

いっぽう、雄花はコチラ↓
根元には何も無く、ただの花です。

これを見て、ふと思いました。

受粉しなくても実ができるなら、雄花は何のために存在してるんだ?
この疑問の答えは恐らくこうです。
受粉しなくても実はできるが、種は受粉しないとできない。
つまり、受粉したキュウリは種があり、受粉してないキュウリは種が無いはずです。
実際にいくつか切って確認してみました。
こちらは種があります↓

これも種があります↓

これも種あり、、、

いくつか切ってみた結果、種のあるものばかりでした。
検証結果としては種が無いキュウリが見たかったのですが、不織布ネットの中でも小さな虫たちのおかげで受粉しているのだと思います。
まとめ
今回はキュウリの単為結果性という性質について紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
・キュウリは受粉しなくても実ができる!
・この性質を単為結果性という!
・雄花が無くても実ができるが、種は受粉しないとできない!
・我が家の不織布ネットの中で育てたキュウリは種があったので、何かしらの方法で受粉された模様!
以上、キュウリは受粉不要で次から次へと収穫できるので、育てるのがラクチンなことがよくわかりました♪

コメント