今回は5月に植え付けた生姜の収穫編です!
生姜栽培は日当たりの条件によって収穫量が大きく変わります。
また、新生姜と一緒に種生姜も収穫できるって知ってました?
他にも、スーパーで売っている、いわゆる普通の生姜は新生姜と何が違うの?などなど、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
特にこれから生姜栽培を始めようとしている方は、知っておいて損は無いので、ぜひご覧ください!
目次
収穫時の様子(畑)
まずは収穫時の実例から。
5月に植えた生姜は10月中旬にはコチラ↓の状態まで成長しました。
夏場の日差しが強すぎて高さは30cmほどにしか育っていません。
さっそく掘り起こしてみると、根元に少しだけ新生姜が!
そして種生姜もコロっと出てきました。
こちら、畑では1番大きかったものですが、新生姜はやはり根元に少し付いている程度です。
洗うとこんな感じです↓
まだプランターの分が残っていますが、これだけ収穫できました。
スーパーで売っているような立派な新生姜ではありませんが、家で使う分には十分です!
収穫時の様子(プランター)
後日、プランターの生姜も収穫。
プランターは建物の間の日陰に置いていたため、日当たりはあまり良くない位置でしたが、葉の高さが約90cmほどまで成長しました。
掘ってみると、立派な新生姜ができていました!
そして畑と同様に、種生姜も収穫です。
“直射日光が強い畑”と”日陰のプランター”で収穫量を比較
収穫量を比較すると、
畑は4株収穫して約400g
プランターは1株で400g
日当たりの悪いプランターのほうが畑よりも4倍の収穫量でした!
やはり日当たりの影響が大きいようです。
今年の結果を見る限り、直射日光が強すぎると生姜は上手く育ちません。
日当たりの違いについては、コチラの記事にもまとめてありますので、興味がある方はどうぞ↓
スーパーで売っている”生姜”と”新生姜”の違いとは?!
さて、収穫した新生姜ですが、”新生姜”とは一体どういうものなのでしょうか。
スーパーで売っている、いわゆる普通の”生姜”とは何が違うのか、簡単に解説します。
新生姜
どうやら明確な定義は無いようですが、見た目としては、茎の付け根がピンク色だと新生姜と呼んで良さそうです。
味については、新生姜は水々しくて辛味が少ないので、漬物(ガリ)にしたりシロップにしたりするのに向いています。
逆に言えば、薬味にはあまり向きません。
生姜
スーパーで売っている薬味用の生姜は「ひね生姜」と呼ばれるもので、新生姜を13度〜15度くらいで2ヶ月以上貯蔵することでできあがります。
ただ、温度管理が非常にシビアで、すぐに傷んでしまうので、素人が新生姜からひね生姜を作るのは少し難しいようです。
生姜を栽培し始めた当初は、
「しばらく薬味には困らないぞ!」
と思っていましたが、新生姜と薬味生姜とは違うと知って少し残念な気持ちになりました。。
新生姜は自家製ジンジャエールや酢漬け(ガリ)にして美味しくいただきました!
ちなみに、酢漬け(ガリ)はコチラの本のレシピで作りました。シンプルな調理法で季節の食材を食べられるので、とってもオススメです!
種生姜は薬味として使用できる!
さて、新生姜と一緒に収穫できた種生姜ですが、実は食べることができます。貯蔵期間の長いひね生姜のようなもので「親生姜」とも呼ばれるようです。
市場には流通しているのを見たことが無いので、生姜栽培をしていないと目にすることが無い食材かもしれません。
食べることもできて、普通の生姜よりも辛味が強いとされています。
コチラ↑の写真の右が親生姜、左が普通の生姜です。
見た目は違いますが、味は似たような感じでした。
まとめ
今回は、日当たりが生姜栽培に与える影響や、新生姜と普通の生姜の違い等について紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
・日当たりが良すぎるとあまり大きく育たない
・収穫時点では「新生姜」の状態であり、水々しくて美味しいが薬味には向かない
・新生姜を13〜15度くらいで2ヶ月以上貯蔵すると、薬味で使う「ひね生姜」になる
・種生姜は親生姜とも呼ばれ、普通の生姜よりも辛味が強いが食べることができる。(市場ではあまり見かけないのでレア食材?!)
以上、生姜栽培は簡単ですが奥が深いことがわかりました!
来年も畑のスペースが余っていたら挑戦したいです。
ちなみに、写真のざるは「かごや」のザルです。写真映えするので気に入ってます!
色んなサイズの商品があるので、ショップを確認してみて下さい!
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