我が家の鉢植えで育てているレモンの木に花が咲きました!
でもなかなか実ができる様子がない…
と思って花をよく観察したら、なんと雌しべ(めしべ)がありませんでした!
この記事では、実際の写真の紹介に加えて、雌しべが無い原因を解説していきたいと思います!
レモンの花は両性花
レモンの花は、雄しべと雌しべが同じ花の中に存在する「両性花」です。
中心部に雌しべがあり、その周りに雄しべがたくさん生えています。
こちらの写真は昨年7月3日の写真です(植え付けは6月末)
昨年はハッキリとめしべを確認できます。
おしべの花粉が虫さんや風に揺られてめしべに受粉します。
雌しべが無い…?!
さて、今年の様子を見てみます。
今年は4月25日に開花しましたが、、、
な、なんと雌しべがありません!
コチラ↓は4月29日の別の花。やはりありません。
雌しべがないため、当然ながら実は付きません。
ちなみに、雌しべが無い花を「不完全花」と呼ぶようです。
雌しべが無い原因(一般論)
雌しべが無い原因を調べてみると、
「株が充実していないコト」
が原因とされています。
株が充実していないとわ?!って感じですが、例えば以下のような原因が考えられます。
・葉が少ない
・栄養が足りない
・無理な剪定
・日当たりが悪い
などなど。
いずれも、レモン特有の要因ではなく、植物を育てるうえで一般的に好ましくない環境下で不完全花が咲くようです。
我が家の原因は?
それでは我が家の場合の原因はというと、おそらく栄養不足です。
というのも、昨年、いくつか実ができていたのですが、収穫時期(11月)を逃して1月まで放置してしまいました。
冬の間に余計な体力を使わせてしまった可能性がかなり高いです。。。
詳しくは当時の記事をご覧ください↓
ということで、とりあえず肥料を追加して様子を見たいと思います。
もしかしたら今年は収穫を諦めて、栄養を蓄える年にするかもしれません。
まとめ
今回は、めしべが無いレモンの花の実例と、めしべがない理由を考察してみました。
植物は言葉を発することができません。
でも、レモンの場合は、体調が悪い時に「めしべが無くなる」という、明確なサインを出してくれます。
小さな変化に気が付けるように、こまめに観察することが大事かもですね!
(2023年9月19日追記)
続きの記事をアップしました!記事はコチラ↓
コメント