防虫ネットをかけて安心していた大根の葉に、黒いイモムシが発生していました!
去年はモンシロチョウの幼虫による食害がありましたが、コイツはカブラハバチの幼虫らしいです。
実際の写真と併せて、防虫ネットを設置していたのに発生した理由をご紹介します。
我が家の発生状況
我が家の大根は、本葉が出た頃にウリハムシに襲われたため、ツギハギの防虫ネットで物理対策をしていました。
設置した時の記事はコチラ↓
これでウリハムシは防除できたのですが、1週間ぶりに中を確認したらこんな状況に↓
葉の裏を見たら、黒い(紺色?)イモムシが数匹いらっしゃいました。
犯人はコイツらです。
ちなみに、モンシロチョウの幼虫は黄緑色です。
色以外はモンシロチョウの幼虫によく似ています。
カブラハバチとは?
カブラ(蕪)のハ(葉)のハチ(蜂)というだけあって、カブラハバチはカブなどのアブラナ科の植物に発生するようです。
産卵の仕方が特徴的で、野菜の葉の組織内に卵を産みつけるようです。
そして孵化した幼虫は葉をむしゃむしゃ食べ漁り、最終的には葉脈を残して食べ尽くしてしまいます。
葉に穴が空いていて、コチラ↓の写真のようにフンがたくさん落ちていたら、幼虫がいるかもしれません。
ちなみに、産卵された葉は表面がボコっとしているらしいので、葉をよく観察しておけばよかったです。
なぜ発生した?
我が家は防虫ネットを設置していたのになぜ発生してしまったのでしょうか?
答えは、ネットの設置が遅かったからです。
我が家の場合、本葉が出てきて、ウリハムシの食害が発生した段階で防虫ネットを設置しました。
おそらくこの頃にはすでに卵が植え付けられていたのだと思います。
防虫ネットは植え付け後すぐに設置する!という基本ルールの大事さをしみじみ感じました。
対策は?
カブラハバチの幼虫には農薬を適用できるらしいのですが、家庭菜園レベルでは卵を産み付けられる前に物理対策で防除するのが一番です。
また、いざ発生してしまったら、補殺が良いかと思います。
手で触っても害は無いので、我が家では手で捕ってフミツケールです。
ちなみに、捕まえる際に刺激するとすぐにポロッと落ちるので注意が必要です。
体が紺色なので、土に落ちたらよく見えなくなります。
擬態しているのでしょうか。。。
まとめ
今回はカブラハバチの幼虫による食害や生態・対策について紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
・カブラハバチはアブラナ科の葉の組織内に卵を産み付ける。
・幼虫は黒い色で、アブラナ科の葉を食害する。
・物理対策を施す場合は植え付け後すぐに実施する。
・刺激するとすぐに落下するため、捕殺する際には注意する(土に落ちると見えにくい)
以上、大根栽培の続きはまた別途記事をアップします!
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