オタフクナンテンは冬になると真っ赤に紅葉するため、お庭の彩りに人気の低木です。
しかし、日当たりが悪い位置に植えると、紅葉が冴えないことがあるようです。
今回の記事では、実際に日当たりの悪い位置に植えた我が家のオタフクナンテンの紅葉の様子をご紹介します。
日が当たる位置から順に紅葉していくため、日光の必要性がよくわかる実例です。
気になる方はぜひご覧ください!
目次
植えた位置の紹介(一部にしか日が当たりません)
まずは、植えた位置についてご紹介します。こちらの写真のとおりです↓
南向きのフェンスの下に植えたので、南側半分(写真手前側)しか日が当たりません。
この日当たりのせいなのか、植えてから一年目の冬はほとんど紅葉しませんでした。。。
1年目に紅葉しなかった事象を紹介した記事はコチラ↓
さて、今年は紅葉するでしょうか?!
と、その前にまずは夏の間の変化について確認します。
夏の間の変化
紅葉の実例に入る前に、まずは日当たりが悪い位置における夏の変化を確認するために5月と10月の比較から始めます。
5月の状態
5月中旬の状態はこちらの写真のとおり↓
上部の新しく生えてきた葉は明るい緑色で、下部のもともとある葉は赤と緑のマダラ模様です(冬の紅葉の名残りです)
10月の状態
10月初旬の状態はこちら↓
かなり葉が増えましたが、樹形が崩れるような成長はしていません。
ということで、日陰でも葉の成長には問題無さそうです。
ちなみに、夏の間にやったことは以下の2つだけです。
我が家の場合は乾きやすい土質なのでほぼ毎日水やりしましたが、土質によっては毎日水やりする必要はありません。
紅葉の様子
続きまして、日当たりが悪い箇所における紅葉の様子をご紹介します。
11月初旬(紅葉スタート!)
朝晩の気温が急に下がり始めた11月初旬。
日の当たる面が徐々に紅葉してきました!
植えつけ一年目はほとんど紅葉しなかったので、この時点で昨年とは大きく違います。
11月中旬
11月中旬、日が当たる面の紅葉がどんどん進行してきました。
この時期の気温は、朝晩は1桁台、日中は20℃以下といった感じです。
11月末
日が当たる面が真っ赤になりました。
12月中旬(日が当たる面は紅葉!しかし、、、)
日が当たる面は完全に紅葉しました。
昨年はここまで紅葉しなかったので、2年目のほうが根が張って安定し、紅葉しやすくなったのかもしれません。
ただ、裏側を見ると、、、
日の当たらない面は緑色のままです。。
やはり紅葉には日光が必要なようです。
1月中旬
日の当たらない面も少しずつ紅葉してきました!
2月中旬(紅葉がMAXに)
日の当たらない面の紅葉もあと少しで全部赤くなりそうです。
全体が紅葉するかと思いましたが、残念ながらこの時期が紅葉のピークでした。
3月(少しずつ緑に…)
だんだんと暖かくなってきた3月。
少しずつ葉が緑色になってきてしまいました。
ということで、植え付け2年目の紅葉は以上で終了です。
1年目は全然紅葉しなかったことを考えると、2年目はかなり紅葉しました。
おそらく、植え付け初年度はストレスがかかるため紅葉しにくいのでしょう。
また、日が当たらない部分は紅葉に時間がかかることがおわかり頂けたかと思います。
まとめ
今回は日陰に植えたオタフクナンテンの様子についてご紹介しました。
記事の内容をまとめると以下のとおりです。
・日当たりが悪くても葉の成長には問題ない。
・11月頃から徐々に紅葉し始めるが、日が当たらない部分は紅葉するのに時間がかかった。
・日が当たらない箇所も真冬になると9割くらい紅葉したが、全体が紅葉することは無かった。
・地植えしてから2年目のほうがしっかり紅葉することがある
ちなみに、オタフクナンテンは樹形やサイズによって金額が変わってきます。
ショップのリンクを貼っておきますので、興味がある方は一度ネットで調べてみることをオススメします。
リンクはコチラ↓
以上、参考になれば幸いです!
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