我が家の小さな畑でミニトマトを育てています。
今回はミニトマト栽培時の脇芽除去について、写真を用いながらご紹介します。
脇芽の見分け方、脇芽を除去したほうが良い理由、除去の方法について、気になる方はぜひご覧下さい!
脇芽とは?見分け方を写真で解説
ネットで家庭菜園の方法をしらべると、トマトに限らず、「脇芽は取りましょう!」と書いてあります。
まず、脇芽って何?というと、下の写真の矢印で示した部分です。
メインの葉の脇からヒョコッと生えてます。
なぜ脇芽を取る必要があるのか?
続いては、脇芽かきをしたほうが良い理由をご紹介。
面白いことに、葉の部分と脇芽は全然性質が違います。
トマトの苗は、基本的にはメインの茎と葉の部分で構成されています。メインの茎は、葉を出したり花を咲かせたりしながら上に伸びていきますが、葉の部分は枝分かれしたりせず横に伸びます。
じゃあ脇芽は?というと、
脇芽はメインの茎と同じ性質を持ちます。
つまり、葉を増やしつつ花を咲かせながら上に向かって伸びていくのです。
脇芽を取らずに放置すると、上に向かう茎が増え続けてジャングルのようになります。。。
実際、2年前にプランター菜園で脇芽をろくに取らずに育てたトマトの写真がこれです。
見づらいですが、ひとつの苗から何本も上向きに茎が伸びて実を付けてます。
いま思えばかなりのカオスでした(もっと写真撮っておけば良かった。。)
たくさん実がついて良いじゃん!と思うかもしれませんが、茎を伸ばし実を付けるという行為(?)は、その苗にとって大きなエネルギーを必要とします。
つまり養分が分散されてしまうのです。
その結果、せっかく収穫してもあまり美味しくなかったり、太らずに細長い形になってしまったり、色が付かずに苗が枯れてしまったりします。
ちなみに、しっかり栄養をあげれば、脇芽をむやみに取らなくても良いという説もあるみたいですが、素人の場合はメインの茎は一本で良いと思いますよ!
脇芽かきの方法(写真で解説)
脇芽を実際に取ってみます。
脇芽を除去する時は、できるだけ手でやると良いです。(手で簡単に取れます)
というのは、ハサミにはバイ菌が付いている可能性があるからです。
別の記事でも書きましたが、一度病気に感染するとその株はダメになってしまうケースが多いです。できるだけリスクを減らした方が良いです!
この写真、小さい脇芽が生えてますので、プチっと手でもぎります。
こんな感じです。
こちら、ちょっと大きい脇芽です。爪を立てて無理やりブチブチ取り除きます。
こちら、脇芽を取った脇からまた生えてきてます。脇脇芽?
脇脇芽も無理やり除去!
植えてから1ヶ月半
脇芽をプチプチ除去すること1ヶ月半、実がたくさん付いて良い感じに仕上がってきました!
脇芽を除去することで、メインの茎だけがグングン上に向かって伸びてきます。
ある程度の高さになったら、上に伸びるのをストップさせる「摘芯」をすると良いです。摘芯についてはまた別で記事を書きます!
ミニトマト栽培の序盤は、脇芽の除去に力を入れて頑張りましょう!
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