我が家で家庭菜園しているトマトが青枯病になりました。
青枯病になったトマトの状態が気になる方はぜひご覧ください。
目次
青枯病とは?
青枯病について詳しいことはググれば出てきますので、ここではポイントだけご紹介します。
ポイント① 地中の菌が原因
青枯病の原因は地中の菌です。
根にできた傷からの感染するパターンや、菌の付着したハサミから感染するパターンがあるようです。
菌の付着したハサミからなら、地中じゃなくても地上の茎とかからも感染します。
ポイント② 治療法なし
いろいろ調べましたが、青枯病は治療法が無いようです。
つまり、ひとたび発症したら、もうその株は諦めるしかないです。
恐ろしい!!
ポイント③ 発症したら株ごと処分!
感染した株を放置すると、何かの拍子に健康な株に感染する可能性がありますので、早めに処分したほうが良いです。
悲しい!
ポイント④ 根本的な対策なし!
青枯病の菌は数年間地中に生息するようです。
驚いたことに、土壌内の原因菌を完全に殺す方法は無いみたいです。
そんなことあるー?!と思いますが、コロナウイルスをこの世から駆逐できないのと同じように菌を完全に消し去るのって難しいんですかね。。。
水はけを良くしたり、連作を避けたり、接木の苗を使ったり、効果のありそうな対策を組み合わせるしかないようです。どれも根本的な対策では無いので、頑張っても結局感染することがあるようで。
その辺もコロナみたいですね。。。
我が家の感染株の状態
青枯病に感染すると、
日中萎れる→夜間に回復
を繰り返します。
思い返せば1週間くらいそのサイクルを繰り返していた気がします。
撤去の2日前の昼間はこんな感じです↓
上部が少し萎れて元気が無いです。
撤去前日の朝7時半はこんな感じです。朝は復活します。
でも9時頃には萎れ始めます。
そして夕方にはこんな感じ↓
この時点で青枯病の可能性極大と思い、翌日に撤去決定。
これが撤去直前の状態↓
撤去は夕方に作業しましたが、この日は朝から萎れてました。
感染の原因は?
この株を植えていた位置は、去年もトマトを植えていた位置なので土の中に菌が生息していた可能性は高いです。
連作障害を軽減するための対策はいちおうしていたのですが。。。
加えて、1週間くらい前に地面スレスレのとこから生えていた大きめの脇芽を除去したのですが、その時から症状が出始めた気がします。
地面スレスレの位置で切ったので、土の菌がそこから侵入したのかもです。。。またはハサミから感染したのかも?
撤去時の注意
撤去する際には他の株に感染させないように注意します。
隣の株の根を傷つけないように慎重に作業しました。
根っこ以外にも、地面に近い位置の茎も傷つけないように!
そしてハサミ等を使用した場合は消毒をお忘れなく。
私は作業後にハサミに熱湯ぶっかけて、さらにアルコール消毒しました!
青枯病の診断
撤去した株を使って、青枯病かどうか診断する方法があるようなので実際に診断してみました!
茎が変色していないか確認!
青枯病に感染している場合、メインの茎を切った断面が茶色に変色するらしいです。
我が家の撤去した茎も確認!
あれ??
特に変色してないです♪
茎を水に付けて白濁液がでないか確認!
青枯病に感染した茎を水の中に入れると、茎の断面から白濁液が出てくるらしいです。
我が家の撤去した茎でも確認!
あれ?
何も出てこない♪
診断結果
青枯病の確定診断はできませんでしたが、
日中に萎れる→夜間に復活
を繰り返した後に急激に萎れたので、青枯病だったんだと思います。
初期段階だったから診断はできなかったのかな?と推測。
せっかく実がなっていたのに、残念です!
来年への反省
連作をする場合は、
・根っこを傷つけないこと
・地面に近い位置の茎を傷つけないこと
・ハサミを消毒すること
今後はこれらを徹底します!!
NO MORE 青枯病!!
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