観葉植物を育てていると、鉢と土の間に隙間ができることがあります。
最初は隙間なんて無かったのに、まさか土が減っている?!
と思うかもしれませんが、原因と対処法を知っていれば焦る必要はありません。
今回の記事では、実例と併せて対処法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ土が減るのか?
土が減る理由は主に2つです。
①鉢底から土が流れ出た
②土が植え付け時より締まってきた
以上の2点が主な原因ですが、筆者の経験上は②が多いと思っています。
購入時はフカフカだった土がカチカチに締まることで、土が減ったように見えることが多いのです。
土が締まると鉢と土の間に隙間ができたり、土の高さが全体的に下がることがあります。
土の高さや、鉢との隙間をチェックすることで、土の状態変化を発見できるようにしましょう!
対処法
土が減っていることに気が付いたら、土を追加してあげれば良いです。
単純に上から土を追加するだけでも良いのですが、可能なら土の入れ替え(もしくは植え替え)をオススメします。
というのも、土が締まってきていると根が上手く呼吸できなくなっている恐れがあり、土を追加するだけでは不十分な対処になる可能性があるからです。
観葉植物が大きくなってきていたら、大きな鉢への植え替えも検討しましょう!
土が締まる実例
次に、土が締まっている実例をご紹介します。
コチラは我が家のガジュマルですが、白い飾り石をどけると、、、
土が締まり、鉢の土の間に隙間ができているのがおわかりでしょうか?
土の粒どうしの隙間が無くなり密着することで、土が減ったように見えるようです!
土が減った際の対処法の実例(植え替え)
次に、植え替えによる対処法の実例をご紹介します。
鉢と土の間に隙間があるため、持ち上げると簡単に引っこ抜けます。
今回はガジュマル自体がそこまで大きくなっていないので、鉢は流用します。
また、水はけを良くするための鉢底の軽石も流用です。
土は観葉植物用の商品を利用↓
ちょうど良い高さになるように土を足して、鉢と土の間の隙間にも土を流し込みます↓
最後はお好みですが、土の乾燥防止および見た目のカッコ良さのために、バークチップを敷いて作業完了です。
鉢底に軽石を入れていない場合は、植え替えの際に入れるようにしましょう!
土の高さが減る実例
最後に、土の高さが減る実例として、鉢植えで育てているレモンの木の実例もご紹介します。(観葉植物ではありませんが)
コチラは植え付け直後の写真です。
そしてコチラが植え付けから2年後の状態です。
鉢の土がかなり減っているのがおわかりでしょうか?
鉢底から流出したり、雑草を抜いた際などのタイミングで土が減ったと考えられます。
まとめ
今回は観葉植物の土が減る原因について紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
・土が減る原因は鉢底からの流出や、土が締まること
・観葉植物の場合は土が締まることで、土が減ったように見えることが多い
・土が減った場合は植え替えを推奨(土が締まると根が呼吸しづらい)
以上、参考になれば幸いです!
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