今年はカボチャの家庭菜園に初挑戦していますが、収穫時期の見極めが難しいですよね。
今回の記事では、収穫時期の見極め方法や管理の方法について、実際の収穫の様子と併せてご紹介します。
参考にして頂ければ幸いです。
目次
カボチャの収穫時期の見極め方
カボチャの収穫時期の見極め方としては、
・花が咲いてから45日(ただし日数は品種による)
・ヘタがコルク化したかどうか
・表面のツヤが無くなったら
という3つの方法がよく聞かれます。
実際に収穫する際には、これらの方法を組み合わせて判断するのがオススメです。
では、それぞれの方法について解説してみます。
方法1 花が咲いてからの日数で判断(およそ45日)
まずは、「受粉からの日数で判断(およそ45日)」という方法についてです。
結論からいうと、収穫時期の見極めには最も有効な方法です。ただし、放任栽培の場合、日数のカウントが難しいケースがあります。
というのも、カボチャはツルを四方に伸ばしながらグングン成長し、夏になると無数に花が咲き始めます。
したがって、何も対策をしないとどの花がいつ咲いたかを管理するのは正直難しいです。
実際に、コチラの写真のように、伸びすぎたツルを撤去してみたらいつの間にか実が付いてたこともしばしば。
記事の後半では、簡単に日数管理する方法をご紹介します!
方法2 ヘタがコルク化したかどうかで判断
他には「ヘタがコルク化したかどうかで判断」という方法があります。
こちらのカボチャは花が咲いてから恐らく15日ほど経過したものです。ヘタはまだツルツルしています。↓
そして約2週間後がコチラ↓
ヘタが割れてコルク化してきました。
この方法なら、花がいつ咲いたかわからない場合でも使えるのですが、我が家の場合はやや精度が低い方法だと感じました。
というのも、我が家の場合は完全に熟す前にコルク化が始まることが多かったからです。
実際に、上のカボチャは恐らく花が咲いてからたぶん30日程度しか経過していないと思うのですが、ヘタはコルク化しています。
また、断面は完全にカボチャでしたが、味は少し淡泊で、まだ少し若い感じがしました。
コルク化も目安にはなりますが、おおよその経過日数管理との合わせ技で収穫時期を見極めると良いと思います!
方法3 表面のツヤで判断
最後に、「表面のツヤで判断」という方法も紹介します。
結論からいうと、この方法は、
「そりゃそうでしょ」
という方法ですが、まぁ参考までに。
コチラは着果直後のカボチャです↓
表面がツヤツヤしているのがわかるでしょうか?
この時期のカボチャは爪を立てると傷が付きます。この傷が付くかどうかも判断材料の一つです。
コチラは花が咲いてからおそらく10日ほど経過したカボチャです↓
だいぶ緑が濃くなってきましたが、まだツヤがあります。
そしてこちらが30日経過したカボチャです↓
ツヤが無くなり、爪を立てても傷一つ付きません。
このように、表面の状態で判断するという方法らしいですが、個人的には、表面がツヤツヤしていて色が薄い状態のカボチャを収穫しようとはあまり思わないような気がします。。。
この方法だけで収穫時期を見極めることはできませんが、
開花後の経過日数を判断するのには参考になると思います!
我が家の日数管理方法
ということで、収穫時期を見極めるためには日数管理が重要です。
ただ、すでに説明したとおり、対策をしないと、どの実がいつできたのか管理するのは大変です。
そこで我が家ではガムテープとビニールタイでフダを作り、受粉した日付をメモして取り付けています。
コチラの写真は実例です。
我が家では受粉管理しているので、たいていの場合はこれで大丈夫なのですが、油断しているといつの間にか着果していることもあります。
その場合は受粉日が不明なので、番号を付けて写真を撮っておくことで、発見時からの経過日数を管理するようにしています。
コチラ↓の写真は、実ができているのを見つけたので、番号札を設置したものです。
見た目だけだと受粉からの経過日数はわかりませんが、発見時に写真を撮っておけば撮影日がわかりますので、少なくとも発見時からの経過日数は計算できます。
見つけた段階で日付のフダを付けても良いのですが、受粉日に付けたフダと判別できず都合が悪いです。
番号札を付けてとりあえず写真を撮っておけば、発見時からの経過日数を逆算できます。
まとめ
今回はカボチャの収穫時期の見極め方法について紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
【開花からの日数を管理するコツ】
・我が家ではガムテープとビニールタイでフダを作り、受粉日を書いてヘタの部分に設置している。・いつの間にか着果していた場合は、番号札を付けて写真撮影しておくことで、発見時からの経過日数を管理する
以上、参考になれば幸いです。
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