我が家の庭で大根を育て始めました。
大根栽培は初めてですが、すくすく成長してきています。
今回は、土作りから種まき、1回目の間引きまでをご紹介します。
大根栽培の実例を見てみたい方は、ぜひご覧ください!
目次
大根の種
今回採用した種はこちらです。
比較的早く育ちそうな品種にしました。
土作り
大根は土の中で育つため、土作りが重要と聞いたことがあります。
恥ずかしながら土作りと呼ばれる行為を今までしたことがなかったので、色々と調べてマジメに土作りしてみました!
使用した商品
土作りに必要なのは、
苦土石灰・堆肥・肥料です。
買ってきた商品はコチラ。
それぞれ説明します。
苦土石灰
苦土石灰は土の酸度調整、およびカルシウム・マグネシウム補給に役立ちます。今回は粉末状ではなくて顆粒のものにしました。粉末状だと風で飛んだりして扱いづらいと思ったからです。
また、顆粒状だと、追肥のように蒔くことも簡単です。大根栽培では追加する予定は無いですが、ナスやピーマン等、長い期間収穫できる野菜には使えるかなと思いました。
石灰が目に入ると非常に危険です!気を付けて取り扱いましょう!
堆肥
堆肥はバーク堆肥にしました。
堆肥には色々な種類があります。牛糞や鶏糞も堆肥の一種で、土にとって有益な微生物がたくさん含まれており、土をフカフカにしてくれるみたいです。
ただ、、動物の糞から作ってますので、匂いが気になります。。。
そこで、バーク堆肥。
バーク堆肥は木を腐らせて作った堆肥であり、やんわりとカブトムシ?みたいな匂いはしますが、そこまでキツイ匂いはしません。
動物の糞シリーズはビギナーには扱うのが難しいかなと思ったので、今回はバーク堆肥にしました!
ちなみに、堆肥は肥料とは違います。堆肥は微生物により土の環境を良くするだけなので、栄養分はありません。肥料は別途必要なんです。
肥料
肥料はチッソ、リン、カリウムのバランスが良く、普通濃度(8-8-8)の商品にしました。
ちなみに、8-8-8はチッソ、リン、カリウムが8%ずつ入ってるという意味で、一般的に普通の濃度と言われています。
14-14-14の肥料も見かけますが、こちらは高濃度肥料。すごくよく効きますが、肥料焼けの危険性があり、取り扱い注意です。また、肥料分をそこまで必要としない野菜もありますので、育てる野菜に合った肥料を選びましょう。
肥料もいろいろ種類があるので、よく見て選びましょう!
土作りの方法
植え付けの2週間前に苦土石灰と堆肥を規定量混ぜ込み、1週間前には肥料を元肥として混ぜ込みます。
これだけです。簡単。
作業自体は簡単ですが、土作りは植え付けの2週間前にはスタートする必要があります。
計画的な土作りを!
種まき
畝を作って、種を蒔きます。
種を蒔くときのポイントとして、種をあまり密集させないほうが良いです。
大根は子葉が出揃った時と本葉5枚くらいの時に間引くことが推奨されてますが、種を密集させると3本立ちにすることが難しくなります。(下の写真参照)
したがって、種どうしの間隔をある程度空けて蒔くようにすると良いです。
下の写真が実例です。
1回目の間引き(種まきから1週間後)
種まきから1週間程度で子葉が出揃いますので、この段階で3本立ちに間引きます。
ちなみに子葉というのは、最初に出てくる丸い二枚の葉のことです。
単子葉類とか双子葉類とか理科の授業で習ったような…。大根は双子葉類ってことですかね。
間引く際は、下の3枚の写真のように、形の悪い子葉を間引くようにすると良いです。
実例をいくつか紹介します。
全部キレイな子葉だった場合は、1番成長が遅いものや、元気の無いものを間引けば良いと思います。
種まきから2週間後の状態
下の写真は間引いてから1週間後の状態です。
本葉が4枚ほど生えてきました。
本葉が5〜6枚になったらさらに間引いて1本立ちにして、土寄せするらしいです。
ただ、気になるのは、茎が曲がって寝てしまっている苗が多いことです。
もしかして、もう少し早く土寄せが必要だったのかもしれませんが、とりあえず様子を見ます。
まとめ
今回は土作り、種まき、1回目の間引きまでの実例を紹介しました。
ポイントは以下のとおりです。
- 土作りは苦土石灰と堆肥と肥料を使いますが、意外と種類があるので多少の知識が必要
- 土作りには2週間必要なため、計画的に準備する
- 種をまく際は、種どうしの間隔をある程度空ける
- 子葉が出揃ったら3本立ちに間引く。間引く際は、この記事の写真も参考にして子葉の形が悪いものを間引く
以上、続きはまたレポートします!
(2022.10.27追記)
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